こんにちは、寒くて朝起きるのが辛いぺいです。
「サロンのトリートメントって高いけど、やる価値あるの?」
「家のトリートメントと何が違うの?」
こんな疑問を持っている方も多いと思います。今回は、美容師の視点から サロンメニューのトリートメントの本当の効果 を解説していきます!
まずサロントリートメントの解説に入る前に髪の毛とトリートメントについての知識を少し取り入れていきましょう。
〜髪の毛とトリートメント〜
まず、毛髪には自己治癒力がありません。
(死滅細胞と呼ばれる細胞の集合体になります。)
そのため、一度でもダメージを受けてしまうと元に戻すことができないのです。
そこで、少しでも状態を良くしたいと誕生したのがトリートメントになります。
トリートメントとは言わば髪の鎧です。
髪の毛に纏わせる事によって、傷んでしまった毛髪をカバーし、強くしてくれるのです。
トリートメントの中には毛髪内部の成分と同じものが含まれたものもあり、ダメージによって隙間ができてしまった毛髪内部に浸透し、隙間を塞いでくれるものもあります!
1. サロンのトリートメントってどんなもの?
まず、サロンのトリートメントには大きく分けて3つのタイプがあります。
① クイックトリートメント(軽めのケア)
効果:髪の表面をコーティングし、手触りを良くする
時間:10〜15分
価格:比較的安い(¥1000〜2000円前後)
持続期間:1週間程度
✅ 軽くパサつきを抑えたい人向け
✅ ツヤを出したい人におすすめ
近々お出かけがあるからその時のためにちょっとでも手触りを良くしておきたい、少しでも艶やかに見せたい!という方に最適。
内部補修力は弱めなので、ダメージがひどい髪にはあまり効果を感じにくい ことも。
② 内部補修トリートメント(ダメージケア向け)
効果:髪の内部に栄養を入れて、ダメージを補修
時間:20〜30分
価格:中価格帯(¥2000〜4000円前後)
持続期間:2〜3週間
✅ カラーやパーマで傷んだ髪の補修に◎
✅ 髪の乾燥・広がりを抑えたい人向け
サロンの 内部補修トリートメント は、市販品にはない 高濃度の補修成分 を使い、髪の内側からダメージをケア! 繰り返し施術することで、髪がどんどん強くなる のがポイント。
コーティング系トリートメントと併用することで補修成分を閉じ込めて持続力アップ!
③ 髪質改善トリートメント(酸熱系)
効果:酸による収斂作用を利用し、クセや広がりを抑える
⏳ 時間:40〜60分
価格:高価格帯(¥6000〜)
持続期間:1ヶ月以上
✅ 髪のうねり・広がりを抑えたい人に◎
✅ サラサラの髪をキープしたい人向け
髪質改善系のトリートメントは、酸による収斂作用が働いてハリコシのある髪の毛にしてくれます。「毎日アイロンしないと広がる…」という方にはめちゃくちゃおすすめです。
ただし、上記のトリートメントと違い、
頻繁に施術して良いものではなく、やり過ぎると髪の毛が硬くなる原因になるので注意が必要です。
2. サロンのトリートメントのメリット・デメリット
✅ メリット
✔ 内部補修ができる ので、ダメージ毛も回復しやすい
✔ 持続期間が長い(市販品より長持ち)
✔ 髪質やダメージに合わせて オーダーメイドのケアが可能
❌ デメリット
✔ 価格が高め(¥4000〜¥6000)
✔ 完全に毛髪が治るわけではない(継続が必要)
サロンのトリートメントは 確実に髪に良い効果 をもたらしますが、 1回やれば永遠にツヤツヤ…というわけではない ので、ホームケアも大切!
3. どんな人におすすめ?
✅ カラー・パーマ・縮毛矯正をしている
✅ 髪がパサつきやすい、広がりやすい
✅ ヘアケアを本気で頑張りたい
逆に、髪がそこまで傷んでいない人や、コストを抑えたい人は市販のトリートメントでもOK!
4. サロンのトリートメントを長持ちさせるコツ!
⭐︎ 施術後シャンプーする場合はしっかり乾かす!
⭐︎過度な熱ダメージを避ける(ドライヤーやアイロンの温度を低めに)
⭐︎ホームケアをサロン専売品で揃えると◎
サロンのトリートメントは、 正しいケアをすれば長持ちする ので、せっかくなら効果を最大限に引き出しましょう!
5. 結論:サロンのトリートメントはやる価値アリ!
「結局、サロンのトリートメントっていいの?」
→ 答えはYES! ただし、ダメージ度合いによっては続けていく必要もあり。
「髪を綺麗にしたい!」と思っている方は、ぜひ一度試してみてください!
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次回の記事
▶ 「美容師が教える!髪の毛の日焼け対策&紫外線ダメージを防ぐ方法☀️」(お楽しみに!)